「TOPPOINT大賞」は、ビジネスリーダーを中心とする1万名以上の定期購読者を対象に読者アンケートを実施し、半年ごとのベストビジネス書を決定するものです。
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大賞

2008年7月号掲載
なぜ日本人は学ばなくなったのか

「日本人は勤勉」。これまで、国際社会ではそう言われてきた。しかし、それも今は昔。人々からは学ぶ意欲が失われ、「バカでもいい」という開き直りの空気すら漂っている。なぜこうなってしまったのか、本書はその原因や背景を探る。併せて、学ぶことに憧れを抱いていた頃の日本人の姿を追い、かつて人々に息づいていた向学心を蘇らせるための方策を示す。

著 者:齋藤 孝 出版社:講談社(講談社現代新書) 発売日:2008年5月
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2

2008年8月号掲載
暴走する資本主義

市民、労働者を軽んじる今の資本主義 ――「超資本主義」のあり方に、警鐘を鳴らした書である。経営者は絶えず競争に追い立てられ、労働者は失業の不安に怯えながら生きる。こうした弱肉強食の社会になったのは、資本主義が暴走し、民主主義を締め出しているからだ、と指摘。現在の資本主義のもたらす、社会的な負の側面を克服するにはどうすればよいのかを説く。

著 者:ロバート・B・ライシュ 出版社:東洋経済新報社 発売日:2008年6月
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3

2008年11月号掲載
未来を予見する「5つの法則」 弁証法的思考で読む「次なる変化」

先が見えない時代と言われて久しい。だが、「弁証法的思考」を身につけ、大局観を働かせることで未来を予見することができる。こう語る著者が、弁証法の哲学 ―― 世界の発展の「5つの法則」をわかりやすく説く。そしてこの法則を基に、これから起こるパラダイム転換を具体的に指摘する。こうした未来予測の法則を理解すれば、日々の出来事は冷静に見つめられる。

著 者:田坂広志 出版社:光文社 発売日:2008年9月
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4

2008年7月号掲載
中国の仮面資本主義 党エリートに壟断される経済と社会

「2040年には人口が16億人を超える」「2050年までにGDPで米国を追い抜く」…。好ましい数字を並べ立て、対外イメージの向上を図る中国。だが、実態はどうかというと、共産党の一党独裁体制にはすでに何本もひびが入っている。本書では、虚勢の裏側にある中国の矛盾と破断の兆しを、政治、経済、貿易、社会の各分野から摘出し、この大国の「実像」に迫る。

著 者:ティエリー・ウォルトン 出版社:日経BP社 発売日:2008年5月
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5

2008年11月号掲載
超「超」整理法 知的生産力を飛躍的に拡大させるセオリー

日々、増大する情報をいかに効率的に整理するか。著者はこの問題に対し、グーグルのメールサービス「Gメール」を活用することを提案。大量のデータを無料で蓄積・検索・通信できるGメールの機能を使えば、データを投げ込むだけで、自然に使い勝手のよいデータベースができると言う。すなわち、情報は分類せず、検索する。そんな新時代の整理法を具体的に説く。

著 者:野口悠紀雄 出版社:講談社 発売日:2008年9月
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6

2008年10月号掲載
民主党のアメリカ 共和党のアメリカ

民主党と共和党。アメリカの政治を動かすこの二大政党は、軍事、財政といった政策面はもちろんのこと、妊娠中絶や銃規制の是非といった価値観の面でも対立している。本書では、そうした両党間の“対立軸”が成立した歴史的経緯や、背景にあるイデオロギーについて、わかりやすく解説。さらに、この対立軸が今後どのように変化するかについても考察する。

著 者:冷泉彰彦 出版社:日本経済新聞出版社 (日経プレミアシリーズ) 発売日:2008年8月
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7

2008年11月号掲載
大暴落 1929

1929年のニューヨーク株式市場での株価大暴落、世界大恐慌へと至る経緯を分析し、バブルの発生と崩壊の要因を明らかにする。富裕層に富が集まり、投機熱が高まると、経済・社会はどうなるのか。その時、政治家はいかに対応するのか。歴史の中で、幾度となく繰り返されるバブルの本質に迫る。1954年刊の恐慌論の名著を読みやすい新訳で復刊したもの。

著 者:ジョン・ケネス・ガルブレイス 出版社:日経BP社(日経BPクラシックス) 発売日:2008年9月
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8

2008年8月号掲載
心に響く99の言葉 東洋の風韻

「そのとき義経すこしも騒がず」。これは、能「船弁慶」に出てくる言葉だが、興福寺貫首である著者は難題に直面した時、これを口ずさんではパニックをやり過ごしたという。本書は、そうした人生の指針となるような珠玉の言葉を紹介するもの。選りすぐりの99の言葉を書にしたため、それぞれに味わい深いコメントを付す。『週刊ダイヤモンド』好評連載の書籍化。

著 者:多川俊映 出版社:ダイヤモンド社 発売日:2008年6月
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9

2008年8月号掲載
清貧の思想

生活を極限にまで簡素化し、心の豊かさを求めた兼好、良寛、光悦、蕪村ら先人の系譜をつぶさに辿り、その清貧の思想こそが今求められているのだと、本書は説く。この清貧の思想のように、時代を超えた普遍性を持つものこそが文化であるとの指摘に、我々が受け継ぐ日本文化の重みを痛感する。そして、それを世界の未来に生かさねばならないということも ―― 。

著 者:中野孝次 出版社:文藝春秋(文春文庫) 発売日:1996年11月
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10

2008年9月号掲載
三国志の人間学 新装改訂版

曹操、劉備、諸葛孔明…。数多の英雄の盛衰が描かれた『三国志』は、まさに人間学の宝庫だ。人材活用法、戦略と戦術のあり方等々、登場人物の行動に学ぶべき点は多い。本書はこの史書に現れる人物のエピソードを紹介しつつ、生き方の原理原則を説く。初版刊行から20余年経つが、今も色褪せない内容に、著者の見識の深さ、そして人間の普遍性が感じられる。

著 者:城野 宏 出版社:致知出版社 発売日:2007年5月
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