新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2010年12月号掲載
「禍福は糾える縄の如し」という言葉があるように、人生において「好運」と「不運」は交互に訪れる。このような運命の変化に浮かれたり焦ったりせず、好運にも不運にも冷静に対処し、さらに、不運を好運に転じることができる能力を、著者は「運力」と命名。仏教、ヒンズー教、アメリカ・インディアンの教えなどを引きながら、この運力の高め方を示す。
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人生の「勝ち組」「負け組」。そんな言葉がいつの頃からか定着した。派遣社員の問題をはじめ、社会不安が蔓延する中、自らを敗者と思う人も少なくない。本書は、こうした混沌の時代をより良く生きるための考え方を説くもの。過去の自分を振り返り、かつて“武器”としていたスキルや知識を再確認する「後ろ向き思考」の勧めなど、ユニークな人生論が披露される。
2010年9月号掲載
1964(昭和39)年、33歳の時にウシオ電機を設立し、約半世紀にわたって経営の第一線に立ち続ける同社会長・牛尾治朗氏。その氏が執筆する、月刊誌『致知』の「巻頭の言葉」をまとめたものである。経済同友会代表幹事をはじめ多くの公職に携わるなど、日本を代表する財界人である氏が、経営者として生きる中で、心に留め、大切にしてきた言葉の数々が綴られる。
西郷隆盛、吉田松陰、坂本龍馬など、幕末維新の志士たちがこぞって学んだ、幕末の儒学者・佐藤一斎の『言志四録』。この書は、政治や経済の混迷が続く、現代日本にこそ必要な“最強の人生指南書”である。こう語る齋藤孝氏が、『言志四録』から「仕事術」「人間関係・リーダー論」「学習法」「人生論」に関する言葉を選び、わかりやすく解説する。
人の真価は、定年後に発揮される。たとえ定年まで失敗続きでも、人生の最後を輝きで満たすことができれば、それこそが真の成功である ―― 。医師として多くの人の生と死を見てきた著者が、人生終盤からの生を充実させるための心構えと、その方法を説く。巻末には「死生観を持つ」「怒らない」「上手に悪口を言う」等、“最後まで輝く人生を送る15の秘訣”を収録。
2010年5月号掲載
故・安岡正篤氏の高弟・伊與田覺氏が行った、「人間学」についての講演をまとめたもの。「人間学とは何か」と題した第1講では、人間学の定義や、それを学ぶ意義などについて、第2~6講では、人間学の基本中の基本である中国古典 ―― 『大学』『小学』『論語』『易経』『中庸』の教えをやさしく解説する。人間学を学ぶ上で、格好の入門書といえる1冊である。
古代ローマ時代を、政治家、そして哲学者として生きたセネカ。彼が目指したのは、哲学を人間中心のものへと方向づけたソークラテースへの回帰、人間学への道であった。本書は、そんなセネカの著作の中から、『生の短さについて』『心の平静について』『幸福な生について』の3篇を収録。人生を充実させ、幸福に生きるにはどうあるべきかが示される。
2010年4月号掲載
渋沢栄一は、東京電力、王子製紙をはじめ、約470社もの企業の設立に関わった。“日本資本主義の父”と称されるゆえんだが、渋沢の偉大さはそれだけではない。彼は「論語と算盤」の一致 ―― 道徳に則った経営の大切さを説き続け、私心なき経営に徹した。本書では、こうした経営哲学を語った講演録『論語と算盤』を、読みやすい現代語訳で紹介する。
2010年1月号掲載
『荘子』は、様々な寓話を通して、世俗の価値観にとらわれない生き方を説いた中国の古典である。『老子』と並ぶ道家の代表的な思想書で、「道」という大いなるものの存在から人間の営みを見つめるのが特徴だ。この『荘子』の内容を、本書はわかりやすく解説する。ストレス社会を生きる我々に、視野を広げ、伸び伸びと生きるためのヒントを与えてくれる1冊。
2009年12月号掲載
人が仕事をするのは、単に生活の糧を得るためだろうか。もっと素晴らしい「何か」のためではないのだろうか ―― 。人が働くことの意味。それは、1人1人が自分の人生と思索を通じて見つけていくしかない。本書は、その思索を深めるためのヒントを提供するもので、仕事の真の報酬とは何かなど、様々なテーマについて、著者自身のエピソードを交えつつ語る。
2009年11月号掲載
上智大学名誉教授の渡部昇一氏が、自らの体験に基づき、知的生活を充実させるための実践的な方法を指南した書である。話は、本の読み方や情報整理の仕方といった基本にとどまらず、家や書斎の設計、散歩の効用、食事などの日常生活にまで及ぶ。示唆に富むその内容は、今も色褪せることなく、多くのことを我々に教えてくれる。
2009年8月号掲載
『菜根譚』は、中国5000年の人生訓を集大成した書である。日本では、江戸時代から今日まで、多くの人に処世修養の書として読み継がれてきた。本書は、この『菜根譚』に収められた人生訓の中から100の言葉を選び、中国史上の逸話等を引きつつ解説を加えたもの。紹介される言葉はどれも含蓄に富み、悩み多き現代人に、より良く生きるための智慧を授けてくれる。
2009年6月号掲載
著者は13年間、毎朝、自社のトイレを掃除している。たかがトイレ掃除、とバカにするなかれ。「地味で目立たないことをちゃんとやる。そういう姿勢で生きていると、見えてくる世界や生きていく舞台が全く変わってくる」のだ。何の変哲もないことをきちんとやれば、人生は豊かになる。このことを身をもって知る著者が、人が大切にすべき考え方・姿勢について語る。
2009年3月号掲載
企業の不祥事が後を絶たない。これは、本来「君子」たるべき企業のトップが、自らの利益しか考えない「小人」になってしまった結果と言える。乱れた社会秩序を建て直すためにも、人間として真の豊かさを手にするためにも、「小人の道を捨て、君子の道に生きる」べし。そう述べる著者が、『論語』をはじめとする中国古典を引きつつ、あるべき君子像を説く。
2009年2月号掲載
今、日本は漠然とした不安感に覆われている。もはや右肩上がりの経済成長は望めず、失業者は増加、自殺者も後を絶たない。この鬱々とした時代を、我々はどのように生きればよいのか? 著者は、まず「覚悟」をしなければならないと言う。現実を直視する覚悟、国にも人にも頼らない覚悟…。覚悟をすることで、暗闇の中にも一筋の光が見えてくる。
人生哲学や自己啓発に関する数多くの著作を残し、1996年に他界したオグ・マンディーノ。今もなお、世界中の読者に感動を与え続ける彼の作品のうち、唯一、未邦訳だったのが本書である。ホームレスの身から一念発起し、ビジネスマンとして成功した後、作家となる ―― そんな挫折と成功の体験から編み出された、真の幸福を得るためのルールが披露される。
2009年1月号掲載
近代日本の偉大なリーダー、渋沢栄一は『論語』の思想を自らの生き方の基本としてきた。そんな彼が、自身の体験、論語や先哲の言葉を引きつつ、人の生き方を説いた書である。望ましい人生観、真の成功、困難の克服法等々、“人間力”を高める上で心に留め置きたい様々な話が披露される。(なお、本書は明治45年刊の渋沢の著書『青淵百話』を再編集したものである)
2008年5月号掲載
奈良・吉野山の金峯山寺から24キロ先の大峯山に至る険しい山道を1日で往復。それを1000日間にわたって行う大峯千日回峰行。同寺1300年の歴史の中で満行を果たしたのは、著者の塩沼亮潤氏を含めただ2人という、超人的な修行である。その過酷な日々に身を投じ、時に命を危険にさらしつつも休むことなく歩き続けた氏が、修行の末につかんだ世界とは ―― 。
『老子』は、全文5400字ほどの短い書である。凝縮した言葉で、とかく世間の価値観に振り回されがちな人々の生き方を戒め、人間本来の自然な生き方をしようと説く。そして、非常に難解な同書の思想を、たとえ話などで、わかりやすく面白く説いたのが『荘子』だ。本書は、この2つの思想書から各々50の言葉を選び出し、現代人の悩みに即した解説を加えて紹介する。
2008年2月号掲載
深い教養と鋭い洞察力をもって、『五重塔』など、多くの優れた作品を著した幸田露伴。中でも『努力論』は随筆の代表作といえ、運命の開き方、精神の高め方、集中力の鍛え方等、人が幸せに生きるための示唆に溢れている。本書は、この『努力論』を学生時代より座右の書としてきた渡部昇一氏が現代語に訳したもの。不朽の名著のエッセンスが、やさしく語られる。
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