2008年1月号掲載

『十八史略』に学ぶ人生の法則

『十八史略』とは、中国に伝わる正しい歴史、つまり正史十八の史書を略記したもの。もともと中国の史書は人間に焦点を置いて書かれているだけに、この書は人間学の宝庫でもある。「すぐれた人を鏡とすれば、自分の行の是非得失を知ることができる」。本書では、この宋の太宗の言葉をはじめ、現代にも通じる貴重な人生訓の数々を人物評論の名手、伊藤肇氏が平易に説く。

著 者:伊藤 肇 出版社:致知出版社 発行日:2004年8月
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2007年11月号掲載

人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ

西郷隆盛が好んだ言葉「敬天愛人」を京セラの社是とし、経営の指針としてきた稲盛和夫氏。その氏が、西郷の教えをまとめた『南洲翁遺訓』を独自の解釈で読み解き、人が正しく生きていく上での真理を明らかにする。現代の乱れた世相を正すには、人の心を見つめ直す以外に道はない ―― そう語る氏が、人生の王道を歩むための道しるべとして著した1冊。

著 者:稲盛和夫 出版社:日経BP社 発行日:2007年9月
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2007年10月号掲載

早朝坐禅 凛とした生活のすすめ

増加する自殺、子供のいじめ、低年齢化する犯罪…。今、日本の社会は深刻な「病」に冒されている。そんな時代だからこそ、疲れた時には「群れ」から離れ、「ひとり」になって己の心と向き合うことが大切である。こう語る著者が、その最良の方法である坐禅の効用や、心身を健やかに保つのに役立つ散歩、姿勢、眠りなどの身体作法について実践的に説く。

著 者:山折哲雄 出版社:祥伝社(祥伝社新書) 発行日:2007年8月
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2007年8月号掲載

中村天風・安岡正篤に学ぶ成功の法則

実践哲学で知られる中村天風氏と、歴代首相の陰の指南役として知られる安岡正篤氏。この卓越した見識を持つ2人の先達の教えを紐解きつつ、「普遍的成功への道」を説いた1冊。両氏の教えに加え、本田宗一郎氏をはじめとする名経営者たちの具体的なエピソードも交えながら、本当の幸福、そして成功のためには何が必要なのかを考察する。

著 者:下村 澄 出版社:PHP研究所 発行日:2007年5月
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2007年8月号掲載

忍耐学

保身のための「敗者の忍耐」と、将来の飛躍に備えて力を蓄える「勝者の忍耐」 ―― 忍耐にはこの2種類があるという著者が、人生を成功へと導く勝者の忍耐について、中国古典の箴言・寓言を引用しつつ解説する。「自分の才能を誇るな」「口は災いの元」「控えめにふるまえ」等々、中国古典の名言の数々から生きる術を学ぶ、人生の実戦マニュアルである。

著 者:向谷匡史 出版社:青志社 発行日:2007年6月
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2007年7月号掲載

娘に贈る12の言葉 人生と投資で成功するために

親であれば誰でも、我が子には幸せな人生を歩んでほしいと願う。その思いは、大投資家ジム・ロジャーズとて例外ではない。本書は、投資で大成功を収め、37歳の若さで引退した彼が、60歳を過ぎて授かった愛娘に向け、人生と投資で最も大切な12の事柄を綴ったもの。迷った時、岐路に立った時、誰にとっても、きっと役に立つ人生訓である。

著 者:ジム・ロジャーズ、林 康史(監訳) 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2007年4月
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2007年7月号掲載

武士道 いかに生き、いかに死ぬか

日本独自の精神文化である「武士道」。だがそれを、我々は正しく理解しているだろうか。例えば、「武士は二君に見えず」という言葉。これは江戸時代の武家道徳で、それ以前に自然発生した本来の武士道とは似て非なるものだ。本書ではこうした武士道精神の変遷、そしてその真髄ともいえる武士の死生観などを、作家・津本陽氏が豊富なエピソードを交えつつ語る。

著 者:津本 陽 出版社:三笠書房 発行日:2007年6月
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2007年6月号掲載

ジャック・ウェルチの「私なら、こうする!」 ビジネス必勝アドバイス

起業家も経営者もビジネスマンも皆、悩みを抱えている。そんな世界中の悩める人たちからの相談に、「20世紀最高の経営者」と言われるジャック・ウェルチ氏が答えたもの。職場の人間関係、経営上の悩み、リーダーシップのあり方…。万国共通の仕事上の悩みや疑問に対し、ざっくばらん、かつ本質を鋭く突いた名回答が示される。一問一答形式で読みやすいのも魅力。

著 者:ジャック・ウェルチ、スージー・ウェルチ 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2007年4月
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2007年5月号掲載

何のために働くのか

幼い頃から中国古典に親しみ、学問の修養を続けてきた著者が、東洋思想を下地とした自身の仕事観を世に問う。「仕事とは人生そのもの」という著者のメッセージは、若い人だけでなく全てのビジネスパーソンに深い感銘を与える。自らの職業観を固めたい、仕事の行き詰まりを打破したい ―― そんな人への示唆に満ちた、北尾流人生論。

著 者:北尾吉孝 出版社:致知出版社 発行日:2007年3月
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2007年5月号掲載

「超」リタイア術

高齢化社会は、とかくマイナスイメージで語られることが多い。しかし、退職後の自由な時間が長くなるのだから、考えてみれば素晴らしいことだ。「リタイア後」とは、熟年世代に与えられた時間・財力・理解力という三種の神器を手に、自分が本当にやりたかったことをやる時 ―― 。そう語る著者が、先達の暮らし方を紹介し、さらに現代の年金改革を提案する。

著 者:野口悠紀雄 出版社:新潮社(新潮文庫) 発行日:2007年1月
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2007年4月号掲載

日本人の死に時 そんなに長生きしたいですか

「死に時」をわきまえることで、豊かな老後を送り、泰然と死を迎えることができると主張する著者が、過酷な老いの現実や、介護現場の問題点、延命医療の実態などを明らかにする。その上で、自分の死に時を見極め、早めに今を充実させるような生き方を提案する。在宅医療専門のクリニックに勤め、多くの死を見つめてきた医師による、“長生き”へのアンチテーゼ。

著 者:久坂部 羊 出版社:幻冬舎(幻冬舎新書) 発行日:2007年1月
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2007年2月号掲載

ラッセル 幸福論

いわゆる“世界三大幸福論”の1つ。アランの幸福論は文学的、ヒルティの幸福論は倫理的、道徳的という特徴を持つが、このラッセルの幸福論は実用主義的といえるだろう。英国の思想家ラッセルが、不幸の原因と、幸福になるための知恵を解き明かす。不幸の原因を分析した部分では身につまされ、後半では「それでも幸福になれる」と勇気を与えられる。

著 者:バートランド・ラッセル 出版社:岩波書店(岩波文庫) 発行日:1991年3月
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2007年1月号掲載

中国古典の名言・名句三百選

「合うは離れの始め、楽しみは憂いの伏す所」「一利を興すは一害を除くに若かず」…。『論語』や『荘子』など、中国古典の中に登場する名言は、千年、二千年という年月を経てもなお、我々の心に響き、人生の指針となるものも多い。本書は、そうした珠玉の言葉を凝縮した1冊。50音順に、1頁に1つの言葉が紹介されているので、辞書としても活用できる。

著 者:守屋 洋 出版社:プレジデント社 発行日:2006年11月
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2006年9月号掲載

日本史に刻まれた最期の言葉

名君、武将、名僧、学者…。わが国の歴史を彩ってきた偉人たちの“最期の言葉”を、古代から編年的に時代を追って紹介した書。苦難を乗り越え、生を燃焼し尽くした者たちの言葉が、童門冬二氏ならではの語り口で、味わい深く披露される。重く、力強いこれらの言葉は、様々な悩みを抱える現代人にとって、生きていく上での大きな励まし、ヒントになることだろう。

著 者:童門冬二 出版社:祥伝社(祥伝社新書) 発行日:2006年7月
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2006年4月号掲載

素直な心になるために

戦後、日本人は努力の末、物質的な豊かさを手に入れた。だが一方で、自己の利害のために他人を無視し、争うなど、必ずしも心豊かに暮らしているとはいえない。著者・松下氏は、その原因は「素直な心」の欠如にあると指摘。自他ともに幸せになる上で欠かせない、素直な心とはどのようなものか、そして、いかに養えばよいかについて、柔らかな語り口で説く。

著 者:松下幸之助 出版社:PHP研究所 発行日:1976年9月
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2006年2月号掲載

小さな人生論 「致知」の言葉

先行きの不透明な昨今、人々は漠然とした不安のため、浮き足立っている感がある。そんな中、地に足をつけ、ひたむきに生きる人々がいる。彼らは感謝を忘れず、自らを磨くとともに、後進の者に心を配る ―― 。世界が激動している今こそ、1人1人にそんな生き方が求められるのではないか。著者はそう言い、人が生きる上で何が大切かを、味わい深く語りかける。

著 者:藤尾秀昭 出版社:致知出版社 発行日:2003年9月
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2006年1月号掲載

禅語遊心

生きていく上で身につけてきた常識を脱ぎ、精神をより自由にしてみたい ―― 。本書では、そうした生き方・暮らし方のヒントとなる禅語の数々を、季節の移ろいに沿った章立てで紹介。それぞれの文章には老師直筆の墨跡が添えられ、それが言葉に一層の存在感、現実味をもたらしている。夜の長いこの季節、禅と自然との親和性を感じつつ、じっくり味わいたい1冊。

著 者:玄侑宗久 出版社:筑摩書房 発行日:2005年11月
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2005年12月号掲載

何のために生きるのか

作家の五木寛之氏と京セラ創業者の稲盛和夫氏。これまで、文学界と経済界という全く異なる分野で時代をリードし続けてきた2人が、初めて対談を行った ―― 。本書は、その内容を余すところなく収録したもの。「今の日本人に、何が失われてしまったのか」「自力か他力か」「人生の目的は何か」…。現代人が今、再認識しなければならないテーマについて語られる。

著 者:五木寛之、稲盛和夫 出版社:致知出版社 発行日:2005年11月
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2005年7月号掲載

イギリスでは なぜ散歩が楽しいのか? 人にやさしい社会の叡智

イギリスを旅すると、彼らがいかに自分たちの文化や歴史に誇りを持ち、それを守ろうとしているかがよくわかる。街全体が落ち着いていて、確かに“散歩が楽しい”。だが、それだけではない。この国には、「人生のコース」もたくさんある ―― 。1990年以来イギリスに暮らす著者が、伸び伸びと人生を楽しめる国・イギリスの叡智を教えてくれる。

著 者:渡辺幸一 出版社:河出書房新社 発行日:2005年5月
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2005年5月号掲載

できる人になる生き方の習慣 スイスの哲人ヒルティが教える97の処世訓

約100年前にスイスの思想家ヒルティによって書かれた『幸福論』。その中には、仕事の仕方や習慣について、今も変わらない洞察と教訓が数多く残されている。本書では、ヒルティを恩人、『幸福論』を恩書だという著者が、自らの体験や感想を交えながらそれらを解説する。実践的な仕事術だけでなく、生活の心得などにも触れ、含蓄に富む内容となっている。

著 者:渡部昇一 出版社:致知出版社 発行日:2005年3月
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