2009年2月号掲載

オグ・マンディーノ 人生を語る 偶然を奇跡に変える17のルール

Original Title :A Better Way to Live

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著者紹介

概要

人生哲学や自己啓発に関する数多くの著作を残し、1996年に他界したオグ・マンディーノ。今もなお、世界中の読者に感動を与え続ける彼の作品のうち、唯一、未邦訳だったのが本書である。ホームレスの身から一念発起し、ビジネスマンとして成功した後、作家となる ―― そんな挫折と成功の体験から編み出された、真の幸福を得るためのルールが披露される。

要約

「人生というゲーム」のルール

 人生はゲームである。それは精神的なものであり、謎に満ちた、かけがえのないものであるが、ゲームであることに変わりはない。

 そして、ルールを知らなければ、いくらプレーしたところで、ゲームに勝つ見込みはない。

 そのルールとは、例えば次のようなものである。

恵まれている点に目を向ける

 生きる秘訣の中でも、とりわけ重要な秘訣は ―― どうしようもないほど行き詰まった今の生活を何とかしようとしても、悲惨な現状から脱け出そうとしても、「自分には財産があるのに気づく」までは何事も始まらない ―― というものだ。

 「財産だって?」とあなたは笑うかもしれない。だが、自分の人生の恵まれた点を列挙し、それに値段をつけてみると、自分がどれだけ豊かか、どれだけ有利な点があるかに気づくはずである。

 例えば、愛する人々にいくらの値段をつけますか。いくらもらえば、彼らを売り渡せますか。

 目はどうだろう。100万ドルもらえば譲り渡せますか。手や足は?

 たとえ国の金塊貯蔵庫を丸ごとくれてやると言われても、そうした財産と取り替えたりしないのではないだろうか。

給料以上の働きをする

 人生を仕事の面で変える最大の秘術は、すでに2000年前から告げられている。

 キリストは、「人と1マイル行かねばならない時は、いつも2マイル行くように」勧めている。「もう1マイル余分に行く」わけだ。

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