新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2006年5月号掲載
尖閣諸島・魚釣島の領有権を主張する中国。最近、東シナ海では、同国による不穏な動きが目立つが、これは決して偶発的なものではない。かつてアヘン戦争などで帝国主義列強に奪われた領土を取り返そうとする、国家戦略の一環なのだ。本書は、“中華思想”に基づくこの国家戦略を、「核・海洋・宇宙」という、中国が掲げる3つの国家目標を軸に描き出す。
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今の小泉改革は、金融、建築、保険、医療などの日本市場「完全開放」を求める米国の要望に沿ったもの ―― 。わが国の政策決定は、いつからこんな情けないことになったのか。著者は、その根源は1993年に設置された「日米包括協議」にあると指摘。日本の外交文書を解説しつつ、その実態を明らかにしていく。そこから見えるのは、“日本の幸福”ではない!
『負け犬の遠吠え』(酒井順子著/講談社刊)という本が売れ、女優の杉田かおるの結婚・離婚騒動が話題になったことで、「負け犬」という言葉が世間に定着した。また、ビジネス界では「負け組」という言葉をよく耳にする。そうした負け犬(組)はなぜ早死になのか、データをもとに明らかにし、様々な格差に悩む人がどうすれば健康に、幸せになれるかを説く。
2006年4月号掲載
90年代後半から始まった所得の減少に伴い、“総中流社会”が崩壊した。今や日本人の8割が、年収600万円以下の「ロウアーミドル(中流の下)」以下に属する。すなわち、人口分布が中低所得層と高所得層にピークを持つ、M字型の階層社会へ日本は移行した。このM字型社会では、ビジネスや社会、経済はどう変化するのか? 豊富なデータをもとに、その姿を描く。
人口減少時代を迎えると、低成長により、物価が安定し、低金利になるといわれている。だが、まさに少子高齢化時代に突入した日本では、高齢者の貯蓄の取り崩しの増加で、家計貯蓄率が下がり続けており、このままでは、円安、インフレ、高金利の「貯蓄率ゼロ経済」が出現してしまう。この貯蓄率ゼロ経済を我々はどう生きればよいのか、その答えを模索する。
2006年3月号掲載
中国は、勝つことのできない戦いを始めてしまった ―― 。拡大を続ける中国経済。その成長とともに石油の消費量も急増しているため、中国は世界中の産油国に手を伸ばしつつある。さらに、莫大なドルを保有する中国は、国際基軸通貨のドルにも挑戦を始めている。だがそれは、米国の国益と真正面から衝突する。米国の国民性を考えれば、黙っているはずがない!
2006年2月号掲載
戦後、「永世中立国」の看板を世界中に振りかざしたスイス。そんな同国を日本人は礼賛してやまない。だが、その永世中立政策の“真相”をどれだけ多くの人が知っているだろうか。いつでも防御陣地に移行できる民間人の家屋、徹底した国防作戦計画…。そうしたスイスの素顔を明らかにする本書は、平和ボケした日本人に、国を守るということの意味を問いかける。
エゴイスティックな独裁者や殺人者が現れるのはなぜか? また、逆に人生を謳歌し、充実して生きられる人がいるのはなぜか? 本書では、その答えを“脳”のありように求める。例えば、幼少期の放置や虐待は、被害者の脳に深刻なダメージを与え、後の人生に大きく影響する。犯罪事件から文学作品の登場人物まで、様々な事例を脳科学の視点から読み解く。
2006年1月号掲載
現在、わが国では、グローバル化は推進すべき、との論調が主流である。そんな中にあって、この趨勢に闘いを挑み、“孤高の日本”たれと説く、異色の日本論。欧米社会の根底にある「論理」、そして「自由」「平等」といった概念の限界を明らかにするとともに、わが国古来の「情緒と形」の大切さについて述べる。今日本に必要なものを示し、日本人に自信を与える1冊だ。
本書の副題は「外交とは『見えない戦争』である」。その言葉通り、平和ボケした日本人の価値観に一石を投じる書である。「友好第一」をただ唱えるだけで、無策のわが国の外交。外交に関しては“思考停止”状態ともいえる日本が、国際社会の中で真に自立するには何が必要なのか。日下公人氏が、今の日本が考えなければならない大テーマについて考察する。
2005年12月号掲載
これからは「男性的」日本へ ―― 。長らく、男は理知的・紳士的でなければならないとされてきたが、外交や経済が急激に変化する今、抜本的で革命的な姿勢、つまり男性的であることが欠かせない。それが、日本を頼りがいのある国にする。本書では、未来予測で定評のある著者が、今後ますます男性化していく日本を、根元から考えるためのヒントを指し示す。
2005年11月号掲載
ワシントン・ポスト記者が、監視社会への道を突き進む米国情報社会の実相を描き、全米でベストセラーとなった書。個人情報をかき集め、分析し、商品化する「プロファイリング・ビジネス」によって、急成長を遂げる個人情報産業、それと連携を深める政府機関、プライバシーを侵害されていく市民…。その実態が詳細に紹介されている。
2005年10月号掲載
団塊世代の定年退職が間近に迫っている。戦後日本を担ってきた彼らの人生を総括すると、この世代が現代日本の姿にいかに多くの光と影を落としているかがわかる。本書はそうした団塊世代の半生を、懐かしい時代背景とともに振り返り、その上で彼らが定年後をどう生きるべきかについても言及する。そこで著者が提示する道とは ―― 何と「起業」である!
2005年8月号掲載
ニートを単なる「労働意欲のない甘えた若者」と片づけ、彼らの存在が社会に問いかけている問題を見落としてはならない ―― 本書は一貫してそう訴える。なぜ彼らが生まれたのか、その原因を探らなければ根本的な解決にはならない。誰もがニートになる社会環境になりつつある今、ニート対策の現場に立つ著者が、その実態を明らかにし、問題の本質に迫る。
2005年7月号掲載
イギリスを旅すると、彼らがいかに自分たちの文化や歴史に誇りを持ち、それを守ろうとしているかがよくわかる。街全体が落ち着いていて、確かに“散歩が楽しい”。だが、それだけではない。この国には、「人生のコース」もたくさんある ―― 。1990年以来イギリスに暮らす著者が、伸び伸びと人生を楽しめる国・イギリスの叡智を教えてくれる。
小さな島国であるイギリスは、かつて7つの海を支配し、長期にわたって世界の政治・経済を支配し続けた。この巨大な力を持った「大英帝国」は、なぜ衰退したのか ―― 。本書は、帝国史の全体像を概観しながら、大英帝国の本質とその衰亡の原因について、対外政策や戦略、経済力などの面から解き明かした衰亡史である。
2005年3月号掲載
アメリカでは、リーダー不在の日本とは違い、ごくひと握りの少数エリート層によって社会が動かされている――。では、そんなエリートたちはどのようにして育成されるのか? 本書は、日米の教育事情の違い、アメリカのエリート教育、才能教育を紹介しながら、アメリカの強さの一因が徹底したエリート教育にあることを明らかにする。
2005年1月号掲載
9・11同時多発テロ以降、イスラム世界に関する本が多数出版されている。だが、それら一般的な紹介本とは、少々趣を異にするのが本書だ。イスラム世界で長く当地の人々と本音で接してきた著者が、いわば“皮膚感覚”で、イスラムの人々の考え、世界を描き出す。イスラム原理主義者によるテロリズムの背景にあるものを、一歩突っ込んだ形で教えてくれる1冊だ。
2004年7月号掲載
「米国の日本改造が進んでいる」というサブタイトルがつけられた本書の強みは、あやふやな“陰謀説”ではなく、全て米国の公文書に記された「事実」に基づいて、理路整然と論旨が展開されている点だ。日本の一連の改革が、実は米国に操られたものだとしたら ―― 。米国が都合のいいように日本を作り替える「知られざるメカニズム」の実態を暴く!
テロリストの殲滅という当初の目的を、いつの間にか対イラク戦争へとすりかえてしまったブッシュ政権の論理と行動には、世界の多くの人々が危惧を抱いている。本書では、なぜそのような「すりかえ」が起きるのかを考察、そして真にテロを予防するためにアメリカがとるべき道を提示する。様々な意味で「アメリカの良識」の有り様を知ることのできる1冊。
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