2013年1月号掲載

ぶれない生き方

Original Title :The Chimp Paradox

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著者紹介

概要

「理性的」に話していたつもりが、いつしか「感情的」になってしまう…。こうしたことは、頭の中の感情的な部分が強く動くことで起こる。この感情をコントロールし、「ぶれない」自分を作る方法を、長年にわたって人間心理を追究してきた精神科医が伝授。心の中の感情的な部分を「チンパンジー」、理性的な部分を「人間」にたとえ、わかりやすく説明する。

要約

心の大原則

 私は精神科医としてカウンセリングを行っており、多くの方から様々な質問をもらう。

 そのほとんどが、「○○を、どうすればいいかわからない」という悩みだ。例えば ――

 「どうすれば不安にとらわれない人生を送れるか」「感情に流されてしまう自分がいます」「どうやったら怒りをコントロールできるでしょうか」…。

 こうした問題は、脳科学・心理学の原理に基づいて対処すれば、簡単に解決する。

「感情」「理性」「情報源」

 「あなた」という人を形づくっているのは、あなた自身の「心」である。あなたがどう考え、どう行動するかが、あなたの人生を決めている。

 つまり、心をよく知って、それを上手に活かすのが、豊かな人生づくりの必須条件だといえる。

 では、心はどこから生まれるのか。

 心は、脳の中の「感情」「理性」「情報源」の3つの部分が影響を及ぼし合って形づくられる。

 例えば、「理性的」に話をしていたつもりが、いつのまにか「感情的」になってしまったりする。

 これはあなたの頭の中の「感情をつかさどる部分」が、強く動いてしまったからなのだ。毎日、知らず知らずのうちに頭の中では、こんな理性と感情の戦いが繰り広げられている。

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