2012年11月号掲載

これからのリーダーが「志すべきこと」を教えよう

Original Title :THE 21 IRREFUTABLE LAWS OF LEADERSHIP

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著者紹介

概要

毎年、2万5000人以上のビジネスマンを指導し、「リーダーのリーダー」「世界一のメンター」と称される、ジョン・C・マクスウェル氏によるリーダーシップ論。優れたリーダーになる上で必要な能力や考え方を、「21の法則」にまとめ、紹介したものである。キング牧師はじめ、偉人たちのエピソードや名言とともに、リーダーシップの本質がわかりやすく説かれる。

要約

リーダーシップの法則

 優れたリーダーになるには、マスターすべき「法則」 ―― リーダーシップの本質、原理がある。

 時を経ようと、文化の違いがあろうと、この法則は不変であり、身につければ、必ず優れたリーダーになれるし、自分の夢を実現できる。そんな“究極の法則”をいくつか紹介すると ――

成長の法則

 リーダーになるのは、じっくりと長期投資するのによく似ている。大切なのは、長期間にわたって、あなたが毎日何をするかだ。

 成功の秘訣は、毎日の予定の立て方にある。

 ある人の1日の予定を見ると、様々なことがわかる。優先事項は何か、何に情熱を傾けているか、どんな人付き合いをしているか、将来のビジョンはあるか、人を動かす影響力はあるか…。

 毎日毎日、その人が何をしているかを見れば、その人が将来、どんな人間になるかが見えてくる。

 成功したリーダーは、自ら学び続ける。学びのプロセスに終わりはなく、自己鍛錬と忍耐が必要とされる。優れたリーダーは、毎日、前の日よりも少しだけ前進することを目指している。

 常に努力を続け、向上心を失わない精神を持つ ―― これが「成長の法則」だ。

 「試合にせよ、人生にせよ、プランを立てることはできる。しかし、実際にその場に立ったら、反射神経だけが頼りだ。もし、まだ暗いし、誰も見ていないからと、夜明けのトレーニングをサボって、そのままリングに上がろうものなら、ライトが全てを照らし出すだろう」

 要するに、毎日の準備を怠るなということだ。

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